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【正しい魔法陣の書き方】効果や意味を徹底解説!おまじないの基礎知識

術・砂漠アート魔法陣

こんにちは、管理人の凛です。

今回はおまじないにもよく用いられる魔法陣についてお話しします。
アニメや漫画などで魔法を唱えたり何かを召喚する時にも使われますので、聞き馴染みのある名称ではありますが、その実態を詳しく知っている…という方は少ないのではないでしょうか?

魔法陣の持つ真の力を引き出す事によって、普段のおまじないも更に効果的になるはずです。
その奥深な歴史や正しい書き方を、ここでしっかりと学んでおきましょう。

目次

魔法陣は西洋の「魔法円」を取り入れた日本独自の名称である

魔法陣は術者の魔力を増幅・抑制する「調節弁」のような働きをするものが基本だと言われていますが、種類によっては悪魔や召喚獣、使い魔などを呼び出す異界の扉のような働きをするものや、場の邪気を払うものなども存在します。

この魔方陣、実は日本で初めて作り出したのは「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるさんだったというのはご存知でしょうか?

魔法陣は西洋魔術で悪魔から身を守るために書かれた「魔法円」が基となっています。水木しげるさんはこの魔法円に悪魔などを呼び出す要素を加えた「魔法陣」を自身の作品『悪魔くん』に取り入れ、魔法円の別称として世に浸透させたのです。要するに、魔法陣という名称はサブカルチャーから発生した…ということになります。
魔法陣と魔法円の違いを簡単に説明するならば、魔法円は「結界」であり、魔法陣は「出入り口」といったところでしょうか。
魔術用語において正しいのは「魔法円」ですが、今回は親しみの深い「魔法陣」という名称で統一していきます。

魔法陣を書く前に…自分自身と道具の「聖別」を忘れずに!

早速正しい魔法陣の書き方を学んでいきたいところですが、まずは魔法陣を書くために必要な「聖別」を行いましょう。

「聖別」とは洗い清める事を意味する

聖別とは、簡単に言ってしまうと「洗い清める事」を意味します。
人や物体を日常的な使用から区別し、永久に神々に使えるような物にしよう…という事です。

魔法陣を書く時には、必ず自分自身と使用する道具を聖別しましょう。
自分自身を聖別する方法は至ってシンプルで、お風呂に入れば良いだけです。
その際に、アロマオイルや香油などをたらして心身ともにリラックスしておく事が理想です。
お風呂に入る時間が無い場合は、手を入念に洗うようにしましょう。

道具の聖別は「聖水」を使う方法や「お香」を使う方法などたくさん種類がありますが、今回は比較的簡単なお香を使う方法に限定します。

道具の聖別方法

①まずは部屋の中心に座り、東の方向に配置したテーブルの上でお香を焚いて、香りを部屋に充満させます。

②部屋に香りが満ちたら、魔法陣を書くために使う道具を一つずつ煙にくぐらせます。その際には道具の一つ一つに「よろしくお願いします」と挨拶するような気持ちを持つと良いでしょう。

方法は以上になります。
「聖別」というと小難しく感じるかもしれませんが、案外シンプルですよね。
大事なのは一つ一つの道具たちを「自分のものにする」というイメージを持つこと。そうすることで、道具たちは魔法陣を書く時もしっかりと効果を発揮してくれるはずです。

邪気から身を守る神聖な魔法陣(魔法円)の書き方

Chalkboard on rough wooden table suface with colorful chalk. Concept for education and businese.
自分自身と道具の聖別が終わったら、魔法陣を書いていきましょう!

【用意するもの】

①チョークやペンなどの魔法円を書く道具
②キャンドル

チョークやペンなどを使わずに、ロープの端と端を繋げて魔法陣を作り出す方法も存在します。
こちらは後片付けなどの必要もなく簡単なのですが、今回はより効果を得るためにしっかりと書き込む方法に限定します。

【魔法陣の書き方】

①チョークやペンなどで、床に大きな二重丸を描く
②二重丸の挟まれている部分に、力を備えた名前を書き込む
③陣の中心に五芒星や六芒星を刻む
④四隅にキャンドルを立て、火を灯す

【ポイント】

①二重丸は魔法陣を書く時に最もポピュラーとされています。
書く時には大体直径が9フィート(274cm)ほどの大きさが良いと言われていますが、自分が陣の中に入り、ゆとりが持てる大きさがベストです。
大事なのは自分のオーラがはみ出ないこと。おおよそ自分の身長くらいの大きさがあれば良いでしょう。

②二重丸の挟まれている部分とは、外側の大きな丸と内側の一回り小さな丸の間に出来る帯状のスペースのことです。
ここに、ヘブライ文字やギリシア文字、ラテン文字などで神々の御名や天使名などを書き込んでいきましょう。

③五芒星は古くから魔術・まじないなどに用いられてきたシンボルのひとつで、イエスの誕生を告げるベツレヘムの夜空に輝いた星の形と言われています。
また六芒星は「ダビデの星」「ユダヤの星」とも呼ばれるユダヤ教のシンボルマークであり、古来の魔術師たちはこの六芒星を魔神の足跡を表したものだと考え、召喚儀式などにも用いたと言われています。
こういった魔術的なシンボルを魔法陣に刻み込むことで、その効果はより強いものになるはずです。

④完成した魔法陣の四隅にキャンドルを立て、火を灯すことで「ここから内側は神域であり、魔を寄せ付けない」という日常と神域の境を作ります。
魔法陣の結界としての力をより高めたいのであれば、必ずキャンドルを立てることをオススメします。

以上で魔法陣は完成です。
あとは陣の中心に立ち、払いたい物事について強くイメージすることで、あなたを蝕む悪いものを浄化していきましょう。

魔法陣を用いた魔を払うおまじない

紙 書く notice
それでは、最後に上記の魔法陣を用いた簡単なおまじないをご紹介します。

【おまじないに使用するもの】

①魔法陣
②紙
③ペンなどの筆記用具

【おまじないの方法】

①紙にペンで払い除けたい人・物事の内容を書く
②魔法陣の中心に立ち、目をつむりながら①の紙を強く握りしめる
③「ウィッチクラフトの下に命ず、陣に囲まれし我から魔を滅ぼせ」と唱える
④四隅に置いたキャンドルで①の紙を燃やす

【おまじないのポイント】

①紙にはあなたに害を及ぼす物事の内容や人物の名前を記入しましょう。
物事の場合は、なるべく詳細に書いた方が効果は高まります。

②紙がクシャクシャになるほど強く握りしめ、頭の中にその物事や人をイメージしましょう。

③ウィッチクラフトとは魔女による伝統的な魔術やまじないと関連づけられる信仰のことを言います。
この信仰の名の下に魔を払いのけるよう命令することで、あなたに害を及ぼす全てが消滅するでしょう。

④最後の儀式として、怨念のこもった紙を魔法陣の四隅にあるキャンドルの火で燃やし、浄化します。
この工程を行わないと怨念が残留し、悪影響を及ぼす危険性があります。

まとめ:正しい魔法陣(魔法円)を書いて、日々のおまじないに役立てよう

魔法陣を用いたおまじないを始めに、魔術には常に危険がつきまといます。
生半可な気持ちで行えば逆に危ない目に合うこともあるでしょう。

しかし、ここで紹介した正しい書き方やルールを守れば、あなたにも強力な魔法陣を作り上げることができるのです。
しっかりと魔法陣の書き方をおさらいして、日々のおまじないに活用していってくださいね。

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