【悪魔祓いの方法】必要な道具や呪文(おまじない)など簡単なやり方を紹介
こんにちは、管理人の凛です。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外の映画やドラマ等には「悪魔祓い」をテーマにしたものも多く見かけます。悪魔祓いとはその名の通り、人間に憑依した悪魔を追い払うための儀式です。正式な悪魔祓いの儀式は、主に海外のカトリック教会等で神父やプロの悪魔祓い師によって行われています。
しかし、悪魔は悪霊をはるかに超えるほど凶暴で凶悪なパワーを持った存在です。偉大な力を持つ神父やプロの悪魔祓い師でさえ悪魔をコントロールすることは難しく、悪魔祓いは大変危険な行為とされています。
中には、知識や経験の少ないアマチュア悪魔祓い師が悪魔祓いを行った結果、怪我や死を引き起こしたという事例もあるほどです。
そのため、決して私たちのような一般人が悪魔祓いの儀式を自己流で行ったりしてはいけません。とはいえ、いくら神父やプロの悪魔祓い師に悪魔祓いを頼むとしても、このような危険を伴うとすると何だか怖くなってしまいますよね。
悪魔祓いの儀式を受けなければならないほど追い詰められる前に、悪魔を寄せ付けないように普段から予防をすること、そして、自分の体調や精神面に異変を感じたらすぐに悪魔の憑依を疑い、その存在を排除することが大切です。
日頃から予防を行い、早い段階で悪魔を追い払うことが出来れば、危険な悪魔祓いの儀式を受けずとも平穏な日々を送れます。
そこで今回は、悪魔祓いに効果的な道具・呪文や、自分自身で簡単に出来る悪魔祓いの方法などを詳しくご紹介します。
最近悪いことばかりが起きるという方や、悪魔を寄せつけない方法を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
悪魔の予防・浄化に効果的な道具を使った悪魔祓いの方法
それではさっそく、悪魔の憑依予防・浄化促進に効果的な道具を使用した悪魔祓いをご紹介します。使用する道具は以下の4つです。
- 塩
- お香
- 水晶
- 誕生石
簡単に用意出来るものばかりなので、ぜひ実践してみて下さい。
塩を使った4つの悪魔祓いの方法
塩は、浄化作用の高いアイテムとして有名ですよね。まずは塩を使って悪魔を予防・浄化する方法を4つご紹介します。
①塩をお守りとして持ち歩く
塩をお守り代わりとして常に持ち歩くことで、悪魔の憑依を予防出来ます。少量で構いませんので、小さなジップロックや小瓶に入れ、常にバッグやポーチに入れておくようにしましょう。
②塩を体内に取り入れる・振り掛ける
身体に異変を感じた際や、具合が悪い時には、無理をせず早い段階で少量の塩を舐めるようにしましょう。塩を体内に取り入れることで、体内にある悪いエネルギーや存在を浄化出来ます。あわせて身体に直接塩を振り掛けると、より効果的です。
③玄関に盛り塩をする
盛り塩は、魔除けや開運の効果があるとして有名なお祓いの方法の一つです。家の中の何箇所かに盛り塩をしておくと効果的ですが、「玄関」には必ず置くようにしましょう。
玄関は最も出入りが多い場所であることから、悪魔の通り道にもなりやすい場所です。玄関に盛り塩をすることで、悪魔が家の中に上がり込むのを防ぐことが可能。また、既に家の中に入って来てしまった悪魔を外へと追い出す効果もあります。
盛った塩は毎日こまめに取り替えるようにしましょう。
④塩風呂に浸かる
大さじ1〜2杯程度の塩をお湯に溶かして浸かると、心身共に浄化され、取り憑いた悪魔を追い払うことが出来ます。日本酒を入れると更に効果的です。
一度入ったお湯には、体内から流れ出た邪悪なエネルギーが多く含まれています。塩風呂に入った後は浴槽の栓を抜き、全て流して下さい。使い回しは厳禁ですよ。
お香を焚いて空気を浄化させる
悪霊は淀んだ空気を好み、綺麗な空気や良い香りを嫌う傾向にあります。そのため、お香を焚いて空気を浄化させることが効果的です。
除霊効果の強い香りは、
- ホワイトセージ
- フランキンセンス
- ペパーミント
などが挙げられます。
お香を焚く際に使う火も浄化作用を持っており、お香から出る煙には悪いエネルギーが集められています。
お香から出た空気をそのまま充満させておくと再び悪い空気が漂ってしまいますので、お香を焚いた後は必ず家の窓を開け、空気を外へと出してリセットしましょう。
水晶や誕生石を身に着けて魔除け・浄化作用を促す
数あるパワーストーンの中でも、最も強い魔除け・浄化作用を持つと言われているのが「水晶」です。日頃から水晶を持ち歩いたり、水晶が使われたアクセサリーを身に着けておくと、悪魔を寄せ付けずに過ごせます。
また、誕生石はその人を不運から守り、幸運を引き寄せてくれる力があります。水晶とあわせ、自身の誕生石も身に着けておくとより強い効果が期待できますよ。以下の表を参考に、自分の誕生石を確認してみて下さい。
誕生月 | 誕生石 |
---|---|
1月 | ガーネット |
2月 | アメジスト |
3月 | アクアマリン、コーラル |
4月 | ダイヤモンド、水晶、キュービックジルコニア |
5月 | エメラルド、アベンチュリン、ジェイド |
6月 | ムーンストーン、淡水パール |
7月 | ルビー、インカローズ |
8月 | ペリドット、カーネリアン |
9月 | サファイア、ラピスラズリ |
10月 | オパール、ローズクォーツ、トルマリン |
11月 | トパーズ、ブラッドストーン、シトリン |
12月 | ターコイズ、タンザナイト |
悪魔祓いに効果的な「守り本尊の真言」「九字護身法」「般若心経」
悪魔を予防・浄化するには、悪魔祓いの呪文を唱える方法も効果的です。ここでは、特に悪魔祓いに効果のある呪文、「般若心経」「九字護身法」「守り本尊の真言」をご紹介します。
干支によって定められている「守り本尊の真言」
私たちには、生まれ年の干支によってそれぞれ「守り本尊」が定められています。
自身の守り本尊の存在を意識して感謝することで、あらゆる災いから私たちの身を守り、幸せを呼び寄せてくれると言われています。
また、それぞれの守り本尊には真言も定められており、この真言を唱えることで更なる悪魔祓いの効果も期待できるでしょう。上述した通り、守り本尊が祀られている神社を調べて参拝に行くと、更に高い効果が期待出来ます。余裕がある方は実際に足を運んでみると良いでしょう。
以下で、各干支の守り本尊と真言をご紹介します。一日一度、出来れば朝に唱えるようにして下さい。
子年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
真言:【オンバザラダラマキリークソワカ】
丑・寅年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
真言:【オンバザラアラタンノータラークソワカ】
卯年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
真言:【オンアラハシャノー】
辰・巳年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:普賢菩薩(ふげんぼさつ)
真言:【オンサンマカサトバン】
午年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:勢至菩薩(せいしぼさつ)
真言:【オンサンザンサクソワカ】
未・申年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:大日如来(だいにちにょらい)
真言:【オンバザラダトバン】
酉年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:不動明王(ふどうみょうおう)
真言:【ナウマクサマンダバザラダンカン】
戌・亥年生まれの守り本尊と真言
守り本尊:阿弥陀如来(あみだにょらい)
真言:【オンアミリタテイゼイカラウン】
災から身を守る九字護身法「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」
魔除けや災いから身を守る作法の一つに、「九字護身法」があります。
【臨(りん)、兵(びょう)、闘(とう)、者(しゃ)、皆(かい)、陣(じん)、列(れつ)、在(ざい)、前(ぜん)】
と唱えながら、人差し指と中指を立てて手刀を作り、空中に四縦五横の格子状の線を書く九字切りをすることで、悪魔を追い払う効果があります。
精神を統一・強化して悪魔をはね退ける「般若心経」
宗派を超えて唱えられているお経、「般若心経」。般若心経を唱えて自身の精神を統一・強化させると、悪魔に振り回されない心の強さを持て、悪魔を寄せ付けずにはね退けられるようになります。
また、既に取り憑いてしまった悪魔を浄化する作用もありますので、日頃から般若心経を唱える習慣をつけると良いでしょう。
自分で出来る!簡単な悪魔祓いで悪魔を予防・浄化する7つの方法
ここからは悪魔の憑依を予防し、憑依した悪魔を追い払う、自分で出来る簡単な悪魔祓いの方法をご紹介します。
①水の浄化作用を利用したおまじないを行う
水には、魔除け作用や浄化作用があります。こうした水の性質を利用し、以下のおまじないを一日に一度行って悪魔の憑依を予防しましょう。
【水を利用した悪魔の浄化方法】
- 洗面台または洗面器に、8割程度の水を溜める
- 甲を上にして手を水の中に入れ、目を閉じる
- 水の中に手を浸けたまま大きく3回深呼吸を行い、手の平から邪気が流れ出ていく様子をイメージする
1〜3の手順が終わったら、水は全て流し捨てましょう。また太陽と同様、水の浄化作用は朝に強く発揮されるので、出来れば起床後すぐに行うと効果的です。
②整理整頓・掃除をして身の回りを清潔に保つ
悪魔は不潔な環境を好むため、部屋が汚いというだけでも悪魔を引き寄せる大きな原因となってしまいます。まずは日頃から部屋や身の回りの掃除を行うようにしましょう。
また、物が多い人も要注意です。物には人や霊、悪魔の念がこもると言われています。物が多いとそれだけマイナスな気持ちや念がこもりやすく、負のエネルギーを呼び寄せてしまうのです。
そのため、不要な物は溜め込まず、見切りをつけて捨てる習慣をつけましょう。このように身の回りを綺麗にしているだけで、悪魔が近づくことを予防できます。更に、あなたに既に憑依した悪魔や、体内に溜まった不運の原因となっている負のエネルギーを浄化することも可能なのです。
③太陽光を積極的に浴びて悪魔を浄化する
悪魔は明るい物や場所を嫌います。特に、邪悪なエネルギーを消滅させる神聖な光と力を放つ太陽は、悪魔が嫌う存在の一つです。
晴れている日は外に出て積極的に太陽を浴び、家の中でもカーテンを開ける、サンキャッチャーを飾るなど、太陽光が浴びられるような工夫をしましょう。
太陽が最も強い浄化作用を発揮するタイミングは「朝」です。そのため、出来るだけ朝のうちに太陽光を浴びることをおすすめします。
④規則正しい生活を送って心身を安定させる
疲弊して日常生活の質が低下し、心身のバランスが崩れている状態では悪魔に憑依されやすくなってしまいます。
バランスの整った食事を摂り、適度な運動を行い、きちんと睡眠をとって休養する…こうした規則正しい生活を送って日常生活の質を高め、心身を安定させることが大切です。
中でも特に大切にしたいことは睡眠です。「丑三つ時」と言われる午前1時〜3時は、悪魔や悪霊が最も活動的になる時間。この時間に起きていると憑依されやすくなってしまうので注意して下さい。
理想は日付が変わる前に眠ることですが、難しい場合でも丑三つ時を迎える午前1時前には眠るように心がけましょう。
また、趣味や楽しみの時間をきちんと設けてストレスを発散することも大切です。
⑤お寺や神社へ行って定期的に参拝する
お寺や神社へ行って定期的に参拝をすることで、悪魔を遠ざけ、体内に溜まった負のエネルギーを浄化出来ます。まずは近くにある寺院や神社へ足を運び、祈りを捧げて下さい。後ほど詳しくご紹介しますが、自身の守り本尊が祀られている寺院や神社であればより望ましいでしょう。
また、お寺や神社に限らず「ここに行くと元気が出る!」という自分だけのパワースポットを見つけたり、既にそのような場所がある場合は積極的に足を運ぶことも効果的です。
⑥定期的にお墓参りに行きご先祖様に感謝を伝える
ご先祖様は常にあなたを見守ってくれている存在です。そんなご先祖様の存在を意識し、感謝の気持ちを持つことで、ご先祖様が悪魔からあなたを守ってくれるでしょう。
そのためには定期的にお墓参りに行き、感謝の気持ちを伝えることが大切です。お墓参りをした際は、お墓周りの掃除も忘れずに行いましょう。
お墓が遠くて頻繁に足を運べないという方は、日常の中でご先祖様に思いを馳せる時間を作り、心の中で感謝の言葉を伝えるだけでも意味があります。
⑦明るく前向きな気持ちで過ごす
悪魔は、「どうせ自分の人生は上手くいかない」「もうダメだ」などとネガティブな気持ちを持っている人に憑依しやすいものです。例えどんなに苦しい状況にいても、ネガティブな感情はなるべく排除し、「自分は大丈夫」という強い気落ちを持って明るく前向きに過ごせるよう意識を変えていきましょう。
まとめ
以上、自分で簡単に出来る悪魔祓いの方法をご紹介しました。
危険性が高い悪魔祓いの儀式を受けなくても、今回ご紹介した悪魔祓いを日頃から行っていれば、悪魔による災いを受けることはなくなるでしょう。
今回の記事でご紹介した通り、ネガティブだったり不安な気持ちでいると悪魔が取り憑きやすくなってしまいます。「悪魔に負けない・振り回されない!」という強い心をしっかりと持って、前向きな気持ちで生活をしていきましょう。