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殺したいほど憎い相手を不幸に!呪いの藁人形、丑の刻参りの方法

術・藁人形と五寸釘straw figure

こんにちは、管理人の凛です。

人は人と関わって生きていくもの。
会社の上司や同僚、友人、家族…、良い関係が築ければ幸せですが、いつも上手くいくとは限らないのが人間関係の難しいところですよね。

人間関係の悩みというのはいつの時代も後を絶たず、日本には古くから、縁切りのおなじないが数多く存在します。
そのなかには、単純に縁切りを願うものだけではなく、相手の不幸を願う恐ろしい呪術も存在するのです…。

今回は、呪いの藁人形を使った丑の刻参りについて、その効果や注意点などをご紹介します。

目次

呪いの藁人形、丑の刻参りの効果

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呪いの藁人形、丑の刻参りとは、名の通り丑の刻(午前1時〜午前3時)に行う呪術で、神社の御神木に呪う相手に見立てた藁人形を五寸釘で打ち込むというものです。

その作法は複雑で、実行するには大変な精神力と手間がかかりますが、成功すれば憎い相手を不幸に、時には死に至らしめることもできる強力な呪術です。

実際に丑の刻参りを実際に行ったところ、

  • 大嫌いだった上司が突然左遷になり、自分の前からいなくなった
  • 元気だった憎い姑が突然重い病気にかかり、あっという間に亡くなった

という効果があった、という人も。

人の怨念というものは、ほんとうに恐ろしいものですね…。

また、藁人形に釘を打ち込む場所によって、部分的にダメージを与えたり、相手を戒める効果もあると言われています。

釘を打つ場所 効果
相手が事故や事件、厄災に巻き込まれる
相手の浮気癖が治る
相手の死(釘が多い程効果がある)
相手の遊び癖が治る

藁人形、丑の刻参りの作法

丑の刻参りは、

  • 呪いたい相手の魂を藁人形に乗り移らせる
  • 鬼を呼び寄せ、自分自身に乗り移らせる

この2つを成功させて、ようやく実行できる呪術です。

それでは、丑の刻参りを行うために必要な道具や手順などをご紹介します。

丑の刻参りに必要な道具

丑の刻参りに最低限必要な道具は次のとおりです。

①藁人形

②五寸釘

③トンカチ

④白装束(白衣と白帯)

⑤鉄環、またはハチマキ

⑥高下駄

⑦魔よけの鏡

⑧櫛

⑨ロウソク2本

⑩おしろい(用意できれば)

⑪真っ赤な口紅(用意できれば)

⑫おはぐろ(用意できれば)

⑬護り刀(用意できれば)

藁人形の作り方

藁人形とは、藁で漢字の「一」と「人」を作り、それを組み合わせて「大」の字にしたものを人に見立てたものです。

最近ではネット通販で「呪いの藁人形セット」などが販売されていますが、藁人形は、呪術を行うものが、憎い相手への念を込めて作ることで効果が増します。
季節によっては藁の入手に手間がかかることもありますが、できるだけ自作しましょう。

藁は園芸センターや、ホームセンターなどで購入するか、地域によっては、稲作農家から、少量譲っていただくという方法もあります。

【必要なもの】

①藁(わら)

②タコ糸、もしくは針金

③押し切り(ハサミでも可)

④呪いたい相手の写真、または名前を書いた紙

⑤呪いたい相手の髪の毛、または爪(用意できれば)

【作り方】

藁人形の作り方に「正式」や「正解」はありませんが、基本的な作り方は下記の通りです。

①まずは腕作りから。15〜30本程度の藁を束ねて15〜20センチに切ります。

②両端をタコ糸や針金(藁でも可)で結び、切れ目が綺麗に揃うようにカットします。

③続いて頭〜両足になる部分を作ります。15〜30本程度の藁を束ね、両腕のおよそ8倍の長さにカットし、片端の頭になる部分を結びます。あくまで目安なので、長さが足りなくても構いません。

④2つの藁の束を十字に交差させて糸で縛って繋ぎ合わせます。

⑤頭〜両足の藁束の結ばれていない方を2つに割り、ぞれぞれの端を糸で結んで足を作ります。

⑥手に入れることが可能であれば、呪いたい相手の髪の毛、または爪を藁人形の中に入れましょう。より強力な効果が得られます。

⑦藁人形に呪いたい相手の写真、または名前を書いた紙を貼り付けます。

丑の刻参りの手順

丑の刻参りは日本古来より伝わる呪術ですが、現在伝わっているスタイルが確立されたのは、江戸時代の頃だといいます。

丑の刻参りの手順は次の通りです。

①まずは髪の毛の油をシャンプーでしっかり落とし、頭から冷水をかぶり、身を浄めます。

②白装束を身にまとい、頭には鉄環を被ります。鉄環がない場合は、ハチマキをきつめに巻きましょう。

③必須ではありませんが、できれば顔は白塗り、歯にはお歯黒、唇には真っ赤な口紅をあしらいます。

④頭に被った鉄環(またはハチマキ)に、鬼の角に見立ててロウソクを3本さします。

⑤胸元に魔よけの鏡をぶらさげます。懐刀が用意できているなら、懐に忍ばせてください。

⑥口に櫛をくわえ、高下駄を履いたら丑の刻参りの準備完了です。

⑦丑の刻(午前1時〜3時)を待ち、神社へ向かいます。

⑧境内にある御神木、もしくは大鳥居に、呪いたい相手の身代わりとなる藁人形を、五寸釘で打ちつけていきます。この行為を7日間続けます。

丑の刻参りを実行する神社はあらかじめ下見をして、御神木や鳥居の場所や、人目につかないルートなどをチェックしておく必要があります。

丑の刻参りの名所としては、京都の貴船神社や地主神社が有名です。

魔の時間「丑の刻」に鬼を呼び寄せる

丑の刻参りは、なぜ「丑の刻」でなければいけないのか、その答えは「鬼門」に関係しています。

方角でいう北東、十二支にあてたときのうしとら(丑と寅の中間)は、鬼や死者が出入りをする方角「鬼門」にあたるため、丑の刻は古くから「魔の時間」といわれ、鬼や死者が現れる時刻とされています。

鬼を呼び寄せ、自分自分に乗り移させるためには、鬼門に入る丑の刻でなければいけないのです。

呪いの藁人形、丑の刻参りはリスクの高い呪術

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丑の刻参りは人に見られてはいけない

丑の刻参りには、実行している姿を人に見られてはいけない、という決まりがあります。

たとえば、丑の刻参り最後の7日目に、その姿を誰かに見られた時、今までの丑の刻参りは全て無駄となり、ときには呪いが自分自身に跳ね返ることもあるのです。

また、丑の刻参りを見られた場合は、目撃者を殺さなければならない、ともいわれています。
万が一丑の刻参りを目撃した場合は、呪術を行っている人に気づかれないよう、足早に立ち去り、何も見なかったことにしましょう。

呪いの藁人形、丑の刻参りは犯罪になる?

このように、成功すれば恐ろしい効果を発揮する呪いの藁人形、丑の刻参りですが、この行為は犯罪になるのでしょうか?

たとえば殺人罪ですが、日本をはじめとする多くの先進国では、科学的に証明されない、呪いやうらないでの殺人を刑法上「不能犯」とし、認めていません。
ですので、当然呪いで人を殺めても殺人罪の問われることはありませんが、場合によっては他の罪に問われる可能性があります。

たとえば、「危害を加えることを相手に伝え、精神的な苦痛を与えた」と判断された場合は、脅迫罪が成立し、呪いが罪に問われる可能性があります。
2014年には、呪いの藁人形を失恋相手の女性に送ったことで、丑の刻参りを行っていた群馬県の男性が逮捕されるという事例もあるんですよ。

また、私有地(神社)に深夜に侵入し、他人の所有物(御神木)に釘を打ち込み傷つける行為は、不法侵入罪、や器物破損罪に該当します。

呪いの藁人形、丑の刻参りは、成功すれば強力な効果が得られるといいますが、難易度が高く、また失敗した時のリスクも高い呪術です。

実行するには、相応の覚悟で臨む必要があるでしょう。

もし、自分自身で行う事が不安な方は呪術代行(呪い代行)屋さんなど、プロに依頼することをオススメします。

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